引っ越し費用を安く抑えたい時のポイント

進学や就職、転勤などで引っ越しをすることになった場合、やはり気になるのが引っ越しにかかる費用のこと。新生活のスタートは何かと出費がかさんでしまいます。
引っ越し業者に頼まず自分で荷物を運ぶという方法もありますが、引っ越し先が遠方だったり、荷物が多かったりする場合にはかなりの手間と時間がかかります。
そこで今回は、引っ越し費用を安く抑えるためのポイントについて詳しく解説していきます。

安い時期を選ぶ

引っ越しの費用というのは、荷物の多さや荷物を運ぶ距離だけでなく、引っ越しをする時期によっても金額が大きく変わってきます。

進学や就職、転勤などで引っ越しが増える2月、3月、4月、人事異動が発令される9月などは引っ越し業界の繁忙期になるため、引っ越し料金も割高になるのが一般的です。
引っ越し費用を抑えるには、まずはこうした繁忙期を避けるのがベストでしょう。

また、休日よりも平日、大安よりも仏滅、午前中よりも午後もしくは時間帯を選ばない方が安く引っ越しをすることができます。日付や日時を細かく設定すればするほど金額が高くなることを理解しておきましょう。

具体的にいつが安いのか分からない場合には引っ越し業者に、おおまかな希望時期だけを伝えて、その中から安い日を教えてもらうという方法もオススメです。

できるだけ自力で行う

当然のことながら、引っ越し業者に依頼する作業が多ければ多いほど、引っ越し費用は高くなっていきます。

引っ越し業者の中には、不用品の寄りや荷造りなども全て行ってくれるお任せのプランを設けているところもありますが、極力自分でできることは自分で行って費用を安く抑えるようにしてみてはいかがでしょうか。

さらに、当日に作業する引っ越し業者のスタッフが多ければ多いほど、引っ越し費用も高くなります。自身でも作業を手伝う旨を伝えておいて、当日のスタッフの人数を減らしてもらえば多少は費用を抑えることができるでしょう。

見積もりは複数業者に頼む

引っ越し費用を抑えるためには、その相場をきちんと把握しておくことが大切です。そのためにも、見積もりは必ず複数の業者に依頼をしてから、金額交渉をするようにしましょう。では、具体的なポイントを詳しく解説していきます。

見積もりの取り方

引っ越し業者を決めるときには、必ず「相見積もり」を取りましょう。相見積もりというのは複数の業者に見積もりを出してもらって金額を比較することです。電話で見積もりを取ることもできますが、最近ではインターネットで引っ越し業者の一括見積もりが簡単にできますので、自分の条件と合いそうな業者を3~5社程度に絞って見積もりを取るようにしましょう。

値切り交渉のコツ

引っ越し代金は交渉次第で、数千円~数万円の値引きをしてもらえる可能性があります。希望する引っ越し業者が決まったら、必ず値引きの交渉をしてみましょう。その際には、他者の見積もりを引き合いに出すのがオススメです。さらに、引越し業者の料金の内訳を確認して、自身に不要だと思うものは削ってもらえるよう交渉しみてください。

引っ越しをする際には、上記で紹介したポイントを参考にして費用を安く抑えられるように工夫してみましょう。不動産会社と提携している引っ越し業者の場合には、多少費用が割安になることもあるため、上手に活用してみてはいかがでしょうか。